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泉美木蘭
2018.9.25 12:59日々の出来事

ラトビアは「男性の人口を増やさなきゃ」の国です

東京新聞の男女平等原理主義的な超矛盾記事。
バルト三国はどこも似ていて、
男性の死亡率が高くて(自殺・犯罪)平均寿命が短く、
人口の男女比率を見ると、女性が多いのです。

なかでもラトビアは、第二次世界大戦の際に、
ラトビア・ソビエト社会主義共和国としてソ連に併合され、
さらに全域がナチスの占領下にあり、軍の撤退が最も遅く、

激しい戦闘が一番最後まで続いた地域でもあったので、
旧ソ連圏のなかでも一番男性の数が少ない国です。
エストニア以上に、人口における女性比率が多く、
女性100に対して、男性84しかいません。

だから結婚できない女性が多いというのが問題なんですよ。
「男性医師を増やそう」なんかの前に、
「男性の人口を増やそう」が課題の国なんじゃないかと
思います。

そのような国でも、やっぱり外科医は男性に任せられて

いるのだから、「男女平等にしろ」がいかにくだらないか
東京新聞は冷静に考えた方がいいと思います。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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